敬愛する倫友の皆様へ 「さわんちゃ通信」 沢矯正歯科医院
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2005/01/28
No.119
『モーちゃん救出大作戦』
 みなさま こんにちは。
 1月25日(火)の長岡市倫理法人会MSは(株)タカノの高野修専務取締役から上記のテーマで話をして頂きました。

*父喜ハ郎は山古志村東竹沢の出身で、18才で東京に出て牛肉の卸を中心に4つの会社を経営するようになった。自分は生まれも育ちも東京だが、長岡周辺の仕事をまかされ、長岡市に住むようになってから20年たった。

*10年ほど前から父の出身地にタカノファームという会社を作り、1000頭以上の肉牛と数頭の闘牛を牛舎に飼い、20頭以上の闘牛を預かりお世話をしている。山古志村内には他に畜産農家が9軒あり、約1 0 0頭の牛が飼われている。

*昨年10月23日(土)の新潟県中越地震の際は長岡市内にいたが、しばらくたってやっと通じたauの携帯で、牛舎の管理人から「牛舎は全て壊れ、土砂に埋まった牛もいる。道路は寸断され壊滅的」との連絡が入り、2日後ヘリコプターの手配をし、3日目にやっと現地に入れた。

*牛は食事の時以外は横になりゆったりとしていることが多いが、全ての牛が立って悲鳴をあげているのを見聞きし、胸が張り裂ける思いであった。牛舎への水源が絶たれ、2日以上ほとんどの牛はまともに水を飲んでいなかったので、一刻も早く水を確保してやらねばならない状態であった。ヘリコプターで何回も長岡の信濃川から水を運んだが、その間に泥沼に落ちる牛もあり、本来1頭が1日に10〜30Qもの水を飲むので、1000頭以上の牛が山古志村で生きていくことは不可能と判断しヘリコプターでつり下げての移送を決心した。

*航空会社からは世界中でも前代未聞のことであり、1億円以上かかると言われた。人命ではないので地震の補助金も出ないが、あの牛の目を見てほおってはおけず、「お金には変えられない」という気持ちになり、自社の牛以外の村民の牛も全て運んであげることができた。1億5000万円ほどかかったが、村に役立てて嬉しかった。

*沢山の方の協力を得て鉄製の1tのゲージを6個造り、下にタタミを敷き、窓を作って空輸中に回転しないようにした。全国に数機しかない3.5tまで運べる大型ヘリを優先的にまわしてもらい、平均600kg(闘牛は1t以上のものもある)の牛を4頭くらいずつ市営駐車場まで運び、そこからはトラックで新発田と福島に陸送し、順調に成育している。

*ゲージで空輸する前に、獣医さんから鎮静剤を尾に注射してもらったが、3回打ってもきかなくてあばれる牛もおり、超キケンと背に書いて運んだ。ほんのちょっと打ったらコテンと寝てしまう牛は逆に着いてから目を覚まさせるのに苦労したが、人間の酒飲みのようで個体差があるのがおもしろかった。

*大型ヘリは視界の悪い時は飛べないので、晴れ間を待っている時は小型ヘリで信濃川の水を運んでつなぎ、結果的に現地で生きていた牛は、約25日かけて全て事故なく生かして運べたことも奇跡としか言いようがない。北海道から九州まで沢山の方がポランティアに来て’ドさり、お見舞いや募金をして下さった女子大生もあり、全ての方に心から感謝し、「渡る獣間に鬼はなし」と思った。

*牛の耳標(耳につけるタグ)の10ケタの数字で出生地から飼育地まで全てわかるようになっているが、今一番安全なのは国産牛と思う。長岡のイトーヨーカドーの地下の十八屋(2×9=18のシャレ)などをはじめ、これからも安全な肉牛を提供して、地場産業となる畜産業を支え、観光資源ともなる闘牛を再建していくために努力していきたい。


☆『牛を救い金には変えぬやさしを見せし友人誇りに思う』 (さわんちや)
posted at 2007/06/13 14:11:56
lastupdate at 2007/07/26 11:02:06
修正